HOME公益財団法人 高松宮妃癌研究基金について総裁 常陸宮殿下  理事長あいさつ

総裁 常陸宮殿下

    常陸宮殿下には、学習院大学理学部をご卒業後、引き続き東京大学理学部で細胞分裂の生物学のご研究をなさいました。その後、がん研究会がん研究所にて客員研究員としてご研究を続けられました。40年間に亘るご研究を通じ、発がん及びがん生物学に関する多数の論文を国際誌等に発表されておられます。これまでのがん研究が国際的に高く評価された結果、米国のジョージ・ワシントン大学及びミネソタ大学から名誉学位をお受けになり、更に、ドイツ国ドイツ癌学会の名誉会員に外国人として初めて推薦されました。

(平成24年12月26日総裁ご就任)

 

理事長あいさつ
関谷剛男理事長

   公益財団法人高松宮妃癌研究基金は、母君のご逝去を契機として「がんの撲滅」を発意された高松宮妃殿下が、女子学習院同級生とともに昭和28年(1953年)に組織された「なでしこ会」を母体とし、昭和43年(1968年)に文部省(当時)の認可を受けて財団法人として発足、平成22年(2010年)6月1日付で内閣総理大臣の認定を受け公益財団法人に移行、現在に至っています。
 平成16年(2004年)の高松宮妃殿下のご薨去を乗り越え、現総裁常陸宮殿下のご加護のもと、妃殿下の悲願達成を実現すべく、定款に掲げる「がんに関する研究を奨励助成し、もってわが国の学術の振興及び人類の福祉に貢献すること」に資する各種がん研究助成事業を遂行しています。これらの事業は、多方面の皆様方のご支援、ご協力により着実に発展を遂げ、これまでの実績は、国内外から高い評価を受けています。
 平成30年(2018年)の創立50周年を一つの区切りとし、令和の時代に入るとともに当財団は新たな50年に入っています。がんに関する基礎研究、臨床研究の進展はめざましく、がん研究のあり方も大きく変化しています。当財団の各種がん研究助成事業への取り組みも新たな視点が要求されます。
  妃殿下の悲願である「がんの撲滅」とは、がんでは死なない社会の実現と考えます。人が生きて生活している以上がんの発生は避けることができず必然のことです。がんをできるだけ早く検出して、除去する努力をしつつ、がんと共存しながら天寿を全うできる社会になれば、がんで悲しむことはなくなるはずです。
 皆様の、ご理解とご支援、ご協力をお願い申し上げます。